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◆日本は無視されている、に怒りはないのか



 (日経BP 200/8/5)

 http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20080805/167256/


 ―― 工藤さんは、ジャパンパッシングという状況を人一倍憂いているように見えますが。 

 工藤 国内では「GDP(国内総生産)では世界第2位」とか「もの作りでは、まだ中国や韓国には負けていない」というような議論がかまびすしいですが、海外ではもう日本に関心がないというのが現実なのです。言論NPOの理事に、イェスパー・コールという以前メリルリンチ日本証券のチーフエコノミストだった人物がいます。彼はこんなことを述べています。 

 「もう世界は、日本なんて相手にしていない。タイタニックですらない。タイタニックは沈んだ時に悲しまれたが、日本は沈んでも誰も悲しくもない」と。日本人にとっては到底、容易に受け入れられない発言ですが、日本は世界でもう話題にすらならない存在になっている。 

 コール氏の言葉だけではありません。例えば米国の外交専門誌、フォーリン・ポリシ―が選ぶ「世界の知識人100人」には、かつては日本人が1人か2人必ずいたものですが、2008年度版では日本人の名前が消えました。アジアでは、ほとんどが中国人やインド人です。 

 世界経済フォーラムが毎年スイスで開いているダボス会議に行くと、日本のコーナーには、なかなか人が集まらない。どれだけ日本はすごいとアピールしたところで、関心がないのです。世界には日本の声だけでなく、姿も見えない。これは単なる英語力の問題ではなく、語るべきものもないからです。 

 こうした状況を問題だ、と思うのは、海外のメディアで日本の将来に疑問が提示されても、不感症なのか、日本では話題にすらならないことです。本来なら、「なにくそ」と思って、行動しないといけないはずなのですが、政治家や有識者など政策形成に参加している人も含め多くの日本人が、世界に対して価値を生み、発信することを長い間、怠ってきたのです。

 世界の課題に挑戦するどころか、国内問題すら解決できない。ジャパンパッシングが起きているのは、経済成長が相対的に落ち込んでいるからだ、と見られがちですが、それだけではないのです。 

≪中略≫

 例えば、日本で急速な高齢化が進んでいる中で、税制、医療、社会保障、教育などのシステムは将来に十分、対応し得るものに組み替えられたわけではなく、むしろ解決が先送りされたままです。全体としては、新たな時代に必要な再設計はほとんど進んでいません。少なくとも国際マーケットの認識は、日本の改革は不十分というものです。 

 今の日本に閉塞感があるのは、今すぐに取り組まなくてはならない課題があることを理解しているのに、政治家はもちろん国民の中にも、強い意思でそれに立ち向かって解決しよう、とする人が不足しているからでしょう。 


≪後略≫
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by sakura4987 | 2008-08-11 15:22

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