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◆粘着テープの場所取り 「モラル頼み限界」



 (産経 2008/8/8)


 ■点字ブロックや車道にも 芝生の損傷おかまいなし


 花火大会や祭りなど野外イベント真っ盛りの季節になったが、見物客が粘着テープを地面に張って場所取りをする行為が各地で問題化している。そのままごみとして放置されるだけでなく、点字ブロックを隠したり、芝生や道路の舗装が損傷したりする悪質なケースも目立つ。主催者側が「モラルに頼るのは限界」と禁止する例が相次いでいるものの、見物客らの多くは迷惑行為との意識が薄く、被害は減りそうもない状況だ。

 粘着テープを使った場所取りは、地面に段ボールやビニールシートを固定する形で周囲を張る方法のほか、粘着テープのみを地面に四角く張り付け、場所を使う権利を主張する方法も広がっている。

 4万2000発の花火が見ものの諏訪湖祭湖上花火大会を15日に控える長野県諏訪市。ここ数年、場所取り自体を禁止している湖岸のジョギングロードに粘着テープが張られ、舗装に使用されているゴムチップがはがれる被害が続出している。実行委員会は「安価な粘着テープは最も手っ取り早い場所取り手段。張るのは簡単だが、きれいにはがすことは難しい」と説明する。

 毎年7月に花火大会が開かれる山下公園(横浜市)でも、直接粘着テープが張られて芝生が傷む被害が増え、18年から禁止行為として周知活動を行っている。横浜市では「特に問題があるのはビニールシートを併用したケース。暑い時期にはシートの下が蒸れ、芝生が枯れてしまう」と話す。

 しかし、こうした行為をする側の罪悪感は薄いようで、「注意すると『みんなやっている』などと反論され、苦労している」。粘着テープを見つけた際には、持参した竹ぐしとビニールひもを使い、職員が芝生に負担が少ない方法で、場所の「取り直し」を行うこともあるという。

 また、「ねぷたまつり」が7日まで開催された青森県弘前市では、祭りが終了すると、歩道のあちこちに粘着テープが残されている光景が毎年繰り返し見られる。状況が悪化してきた数年前からは、地元FM局と連携し、この時期になると、放送で集中的にマナー向上を呼びかけている。

 弘前市は「場所取り自体は禁止していないが、粘着テープが点字ブロックや車道にまで及ぶ悪質なものははがしている」という。

 7日に東京の明治神宮外苑を会場に行われた「神宮外苑花火大会」では、7年ほど前から場所取り行為自体を禁止。今年は大会の1週間以上前から、警備会社が会場に近い公園などを毎朝回り、粘着テープをはがしてきた。大会本部は「近隣地域に迷惑をかけないよう、終了後は徹夜で地面をきれいにする」。

 各地で状況はさまざまだが、「粘着テープをはがさずに帰る人が大半」という事情はどこも同じようだ。
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by sakura4987 | 2008-08-11 15:25

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