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◆学力テスト 答申無視し結果非開示 鳥取県教委、条例違反も



 (産経 2008/8/12)


 小中学生を対象にした全国学力テストの市町村別、学校別の結果を開示するよう求めた鳥取県情報公開審議会の答申を受け、県教育委員会は11日、臨時委員会で、平成19年度と20年度の結果を非開示とすることを決めた。答申通り開示が決まれば全国初だったが、市町村教委などの反対意見を受けた形となった。一方、県教委の委員6人のうち唯一の“開示派”だった中永広樹県教育長は「子供には受け止める力があるのに。残念だ」と述べた。

 県情報公開条例に基づいて「開示すべきだ」とした審議会の答申と逆の結論は条例違反にもなりかねず、改めて論議を呼びそうだ。

 臨時委員会では、県条例を踏まえ、中永教育長が「ここで非開示にすれば法治国家としての根底が崩れる」と開示へ理解を求めた。しかし、委員からは「開示が教育にいい影響を与えるほど社会は成熟していない」「答申に従うのがルールなのだろうが、答申は教育論を理解していない」と反対意見が続出。

 山田修平委員長は19年度と20年度を非開示とし、来年度以降は今後検討することを提案。4人の委員から提案への賛成意見が出たところで、中永教育長も非開示とする議案を採決することに同意した。

 県教委は昨年11月、山陰中央新報記者の情報開示請求に非開示を決定。記者の異議申し立てを受けた県情報公開審議会は7月8日、県教委に開示を求める答申を出した。これを受けて中永教育長は開示を決める意向を示したが、同月15日の県教委は意見がまとまらず、市町村教委や教育現場の意見を聞いた上で結論を出すことにしていた。

        ◇

【用語解説】全国学力テスト

 正式名称は「全国学力・学習状況調査」。子供の学力低下が指摘される中、全国の学力水準の状況を把握し、学校現場や教育委員会の課題を明らかにしようと昨年4月、43年ぶりに約77億円を投じて小6と中3の児童・生徒全員を対象に実施、約225万人が受けた。国語と算数・数学の2教科で、それぞれ基礎的知識を問うA問題と活用力を調べるB問題の2種類が出題された。ほかに学習環境や生活習慣なども調査。昨年10月に「知識の活用に課題がある」との結果を発表した。


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◆「子供の力奪うだけ」鳥取県教育長 学力テストの結果非開示

 (産経 2008/8/12)


 「大人が先回りして心配ばかりするのでは、子供の力を奪うだけ」-。鳥取県教委が全国学力テスト(学テ)の結果を非開示としたことについて、中永広樹県教育長は臨時委員会終了後の記者会見で無念さをにじませた。

 非開示の決定は、市町村教委などから「競争をあおり、序列化につながる」と強い反発を受けての結論だったが、中永教育長は「2教科だけのテスト結果で子供が劣等感にさいなまれてつぶれたりするだろうか」と、県教委の決定に疑問を呈した。一方、山田修平委員長は決定について「(県条例に)矛盾も違反もない。教育論はもっとレベルが上。目の前に犠牲者となり得る子供がいる。それを重視した」と答えた。

 平井伸治知事は、「やや教育関係者の内向きな議論に引っ張られた結論ではないか」と批判。条例とは矛盾しないとする山田委員長の見解に「グレーな部分がある。教育論で条例解釈はできない」と述べた。

 鳥取県教委の決定について、学テ結果の地域・学校別の公表は行わないよう求めてきた文部科学省では、「適切な判断だ」と胸をなで下ろしている。

 文科省では「鳥取県の情報公開条例は例外的な規定」として、他自治体へ波及することは少ないとみていた。だが、大阪府枚方市では情報公開を求める住民訴訟が起きており、鳥取県が開示すれば他の自治体も公開に踏み切ることも予測されただけに、文科省側にとっては穏当な結果だったといえる。

 ただ、学テの目的は結果を活用した学力向上だとしながら、結果そのものを公表しないことに疑問の声も出ている。

 独自の学テを実施している東京都では市区町村別の結果を公表し、上位の国分寺市や小金井市などの指導法は参考にもなっている。学校選択制を採用している自治体では、学テの結果を公表すると入学希望者が増減するとの指摘があるが、「学テの成績で学校を選ぶ親はほとんどいない」(東京都足立区の保護者)との見方もあり、改めて公表の是非が問われそうだ。



■鳥取県教育委員会事務局教育総務課

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by sakura4987 | 2008-08-19 16:09

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