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◆【次代への名言】 産経 1月10日・高山樗牛



 ■「金銭のみ人を富ますものに非ず、権勢のみ人を貴くするものに非ず」(高山樗牛(ちょぎゅう)『美的生活を論ず』)


 明治4(1871)年のきょう、現在の山形県で生まれた高山樗牛は明治中期を代表する評論家だった。文壇に君臨した総合雑誌『太陽』の中心人物。そして日清戦争と、その勝利に冷や水を浴びせた独仏露による三国干渉から生まれた「日本主義」の旗手とされた。

 だが、樗牛は偏狭なナショナリスト、国家主義者ではない。まず「人生の目的は幸福であり、一切の幸福は個人の幸福にある」とする。そのうえで「国家が衰亡してひとり幸福であることなどない。ゆえに自己愛を拡充し、個人の幸福を家族や社会、国家および人類の幸福に及ぼすのが究極の理想である」と説く。

 『美的生活を論ず』は、32歳を目前に死去した彼が、その早い晩年に発表した代表作である。

 「美的生活とは何か、と人から問われたら、私は答えよう。食糧や衣服にまさる生命(いのち)と身体に奉仕すること、これである」-。そんな「序言」でこの評論ははじまる。冒頭のことばはそのなかの一文だが、樗牛は次のように後世に呼びかけ、この評論をしめくくっている。

 「貧しき者よ、憂ふる勿(なか)れ。望(のぞみ)を失へるものよ、悲(かなし)む勿れ。王国は常に爾(なんじ)の胸に在(あ)り」
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by sakura4987 | 2009-01-14 11:34

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