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◆【次代への名言】1月23日・西岡常一



 (産経 2009/1/23)


 ■「百工あれば百念あり、これをひとつに統(す)ぶる。これ匠長(しょうちょう)の器量なり」(西岡常一)

            ◇

 西岡家は代々、奈良・法隆寺の宮大工。常一は昭和30(1955)年のきょう、国の管轄分が終了した「昭和の大修理」の多くを棟梁(とうりょう)として手がけた名匠である。冒頭は「百人の宮大工がいれば百の考えがある。それを一つにまとめるのが棟梁の器量である」の意。常一は西岡家に伝わるこの口伝を紹介し、「今どき学校でも会社でも、人の上に立つ人たちはこんなふうに生徒や社員を見ていますかな」と続けている(新潮文庫『木のいのち木のこころ』)。

 常一は、法隆寺を建設した飛鳥や奈良時代の人のこころ、そして「木の文化」を伝える語り部でもあった。後年、ひっぱりだことなった講演でこう語っている。「早く太くの造林ではなく、山全体に自然のままの強い木を育ててほしい。将来、必ず必要になる樹齢千年以上の木を今から準備して、木のない間は、この先、まあ百年、二百年ぐらい、鉄筋コンクリートで我慢しましょう」(『宮大工棟梁・西岡常一「口伝」の重み』)

 さて、冒頭の口伝にはまだ続きがある。百論をまとめることができない政治家や経営者-いやいや、棟梁に対して、言う。「百論をひとつに止(とど)めるの器量なき者は謹(つつし)み惧(おそ)れて匠長の座を去れ」
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by sakura4987 | 2009-01-25 15:47

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