◆ポリ容器1万3000個が漂着 1月、18道府県の海岸
(共同通信 2009/2/9)
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020901000593.html
環境省は9日、日本海沿岸を中心とした18道府県の海岸に今年1月、計約1万3000個のポリ容器が漂着しているのが見つかったと発表した。容器の中から塩酸など強酸性物質が検出された例もあり、同省は安易に触れないよう注意を呼び掛けている。
全体の約3割に当たる約3700個に、ハングルで「過酸化水素水」「硝酸」などと表記されていた。このため環境省は2月6日、韓国政府に原因究明や対策を要請。韓国側は「いろいろな原因が考えられるので、調査する」と回答。両国が問題解決に向け、協力していくことを確認した。
昨年までの前例から、漂着する可能性が高い19道府県に環境省が照会。道府県別では秋田の2234個が最も多く、次いで新潟2218個、島根1833個など。約20リットル入りのポリ容器がほとんどだった。熊本は「見つかっていない」と回答した。