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◆【日本の野球力 第2部 連覇で見えたもの】(4)“侍”大リーガーの愛国心



 (産経 2009/3/28)


 ■日の丸へ強い思い

 「超一流の選手がプライドをかけて、あれだけの戦いをする。人生のお手本を見たよ」。サッカーの元日本代表でJ2横浜FCの三浦知良が、WBCの決勝後、そう語ったという。

 ただ、日本代表として「手本」を示したのはカズの方が先だった。1990年代、多くの国際試合で活躍し、W杯への道を先頭に立って切り開いた。98年フランスW杯で最終メンバーから外れたときには「日本代表としての誇り、魂は向こうに置いてきた」という名言も残している。

 そこまでカズが“日の丸”を意識するようになったのは、15歳で渡ったブラジルで「日本人=サッカーが下手」という偏見と戦ったことにある。最終的には「日本人が務まるわけない」といわれた名門サントスFCのウイングでプレー。読売クラブに凱旋(がいせん)帰国した。

 その姿が侍ジャパンと共通するのは、海外で味わった“屈辱”が日本への思いを強くした点だ。今回の大会前、松坂は心に決めていた。「日本の野球をアメリカの人たちに認めさせたい。こっちで活躍している選手は認められても、日本野球の評価は思った以上に低いままだから」。個人的な実力は証明したが、日本野球への評価が低いことを感じた松坂は、それを覆すことを決意していたのだ。

 大会中、ボストンのメディアは「レッドソックスのファンは、なぜ松坂がこの大会にこれだけ熱心なのか疑問に思っている」と報じたが、松坂の本心をわかっていなかった。松坂はこうも言う。「アメリカに言ってから、特に“日の丸”を意識するようになりました」。今回はスパイクとグラブに、しっかり“日の丸”を刺繍(ししゅう)していた。

 前回に続いてイチローが熱かったのも、同じ理由だ。日本の大リーガーの第一人者として、「日本はアメリカと対等に戦える」と信じるイチローは、チームリーダーとしてジャパンを引っ張った。その思いが日本国内から来た選手にも伝わって優勝できたからこそ、シャンパンファイトであれだけはしゃぐのだ。

 米国をはじめ、他国では大リーガーの出場辞退が相次いだが、日本の大リーガーは故障以外での辞退者はなく、当初はオファーを受けた全員が出場を快諾。自国の野球に対する思いでは、明らかに他国を勝っていた。北京五輪に参加しなかった大リーガーがWBCに参加したことは、戦力としてだけではなく、モチベーションを上げる意味でも大きかった。

 準決勝進出を決めて太極旗をマウンドに立てた韓国や、公務員として戦ったキューバなどとはまったく違う種類の愛国心。侍ジャパンが見せた“日の丸”への強い思いは、最後までさわやかだった。
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by sakura4987 | 2009-03-29 15:52

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