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2006年 06月 25日 ( 27 )


http://www.asahi.com/paper/editorial.html

 靖国神社に小泉首相が参拝したことは、憲法が定める政教分離の原則に違反するのかどうか。この問いに、最高裁は合憲か違憲かを判断しないまま原告の請求を退けた。

 身内を靖国神社にまつられた日本と韓国の遺族らが、「01年の首相の参拝によって精神的な苦痛を受けた」として、損害賠償を求めていた。憲法違反の首相の参拝は身内をどのようにまつるかを決める遺族の権利を侵す、というのだ。

 最高裁が示したのは、他人が特定の神社に参拝することで不快の念を抱いたとしても、ただちに損害賠償の対象にはならない。そんな理屈である。首相の靖国参拝に対する司法判断を求めて提訴した原告には、肩すかしの判決となった。

 一連の靖国参拝訴訟では、地裁や高裁で、「首相の参拝は違憲」という判決と、憲法判断をしない判決に二分されている。だからこそ、初めての最高裁の判断が注目されていた。政教分離という憲法の大原則について最高裁が判断を避け続ければ、「憲法の番人」としての役割を果たせないのではないか。

 憲法は「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」と定めている。首相の行動が、過去の歴史を踏まえて導き出されたこの規定に反していないかどうかを厳格に判断する。それが裁判所の頂点に立つ最高裁の使命ではなかったか。

 でなければ、首相らが政教分離に反する行いをしたと国民が考えたとき、どこに訴えたらいいのだろう。

 小泉首相は「判決は妥当だ」「哀悼の念をもって靖国神社に参拝するのは憲法違反だとは思っていない」と述べたが、誤解しないでほしい。最高裁は「参拝は合憲」とお墨付きを与えたのではない。

 私たちは、首相に靖国神社の参拝をやめるよう求めてきた。

 靖国神社は終戦まで国家神道の中心にあり、軍国主義のシンボルだった。今の首相が戦没者を弔う場所として、ふさわしいとは思えない。

 A級戦犯がまつられていることには、中国や韓国が激しく反発している。侵略戦争や植民地支配の被害者という立場からすれば、当然のことだろう。

 対外的な問題だけでなく、首相の靖国参拝には政教分離に反するのでないかという憲法問題がつきまとっている。自民、公明、民主3党の有志議員による国立追悼施設の提言も、首相の靖国参拝に関して「憲法違反の疑いがある」との見解を示している。

 最高裁は97年、愛媛県が靖国神社に納めた玉串料などの公費支出について「宗教的活動にあたる」として、違憲判決を出した。政府と自治体、参拝と玉串料という違いはあるが、政教分離原則を厳格に考えれば、靖国参拝についても違憲判断が出てもおかしくない。

 いずれにせよ、最高裁は首相の靖国参拝を認めたわけではない。首相には、それを忘れないでもらいたい。
by sakura4987 | 2006-06-25 14:13

http://www.asahi.com/paper/editorial.html

 靖国神社に小泉首相が参拝したことは、憲法が定める政教分離の原則に違反するのかどうか。この問いに、最高裁は合憲か違憲かを判断しないまま原告の請求を退けた。

 身内を靖国神社にまつられた日本と韓国の遺族らが、「01年の首相の参拝によって精神的な苦痛を受けた」として、損害賠償を求めていた。憲法違反の首相の参拝は身内をどのようにまつるかを決める遺族の権利を侵す、というのだ。

 最高裁が示したのは、他人が特定の神社に参拝することで不快の念を抱いたとしても、ただちに損害賠償の対象にはならない。そんな理屈である。首相の靖国参拝に対する司法判断を求めて提訴した原告には、肩すかしの判決となった。

 一連の靖国参拝訴訟では、地裁や高裁で、「首相の参拝は違憲」という判決と、憲法判断をしない判決に二分されている。だからこそ、初めての最高裁の判断が注目されていた。政教分離という憲法の大原則について最高裁が判断を避け続ければ、「憲法の番人」としての役割を果たせないのではないか。

 憲法は「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」と定めている。首相の行動が、過去の歴史を踏まえて導き出されたこの規定に反していないかどうかを厳格に判断する。それが裁判所の頂点に立つ最高裁の使命ではなかったか。

 でなければ、首相らが政教分離に反する行いをしたと国民が考えたとき、どこに訴えたらいいのだろう。

 小泉首相は「判決は妥当だ」「哀悼の念をもって靖国神社に参拝するのは憲法違反だとは思っていない」と述べたが、誤解しないでほしい。最高裁は「参拝は合憲」とお墨付きを与えたのではない。

 私たちは、首相に靖国神社の参拝をやめるよう求めてきた。

 靖国神社は終戦まで国家神道の中心にあり、軍国主義のシンボルだった。今の首相が戦没者を弔う場所として、ふさわしいとは思えない。

 A級戦犯がまつられていることには、中国や韓国が激しく反発している。侵略戦争や植民地支配の被害者という立場からすれば、当然のことだろう。

 対外的な問題だけでなく、首相の靖国参拝には政教分離に反するのでないかという憲法問題がつきまとっている。自民、公明、民主3党の有志議員による国立追悼施設の提言も、首相の靖国参拝に関して「憲法違反の疑いがある」との見解を示している。

 最高裁は97年、愛媛県が靖国神社に納めた玉串料などの公費支出について「宗教的活動にあたる」として、違憲判決を出した。政府と自治体、参拝と玉串料という違いはあるが、政教分離原則を厳格に考えれば、靖国参拝についても違憲判断が出てもおかしくない。

 いずれにせよ、最高裁は首相の靖国参拝を認めたわけではない。首相には、それを忘れないでもらいたい。
by sakura4987 | 2006-06-25 14:12

月刊WILL 7月号

■総連・民団の歴史的和解は盧武鉉の悪だくみ

加藤 昭・張明秀


≪総連の“逃げ”の手段≫

 五月十六日の夕刊で、在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(総連)が五十年ぶりに和解したことが大きく報じられました。その夜、いろんな人から私に電話がかかってきた。皆さん怒り心頭でした。

 なぜ怒っているのか。理由は二つあります。

 一つは、なぜこんなに突然、和解したのか。あまりにも不自然で、急すぎるという理由。もう一つは、今まで激しく敵対していたのに、突然上層部が握手して和解するなんて勝手すぎるという理由。

 そして、これには必ず裏があるはずだから、協力するので調べて欲しい、と言ってきたのです。

 その翌朝、張明秀さんから電話があった。

 張さんはかつて朝鮮総連中央本部社会局に在籍し、その後総連新潟本部副委員長を務めた人物。いわば北朝鮮や総連組織のウラもオモテも知り尽くした存在です。先月号の私のレポートにも登場いただいている。

張明秀: あの和解は総連の“逃げ”です。つまり先月号の『WiLL』に加藤さんの記事(「金正日の『日本人拉致指令書』全文公開」)が掲載されたことによって、総連は大打撃を受けた、ということ。

 総連が生き延びる道はもはや、民団との和解しかなかったということです。

 これは有り得ると思いました。あの記事により総連の逃げ道はシャットアウトされた。

 私はあの記事の最後に「総連には即刻解散命令を出すべきだ」と書きましたが、これによって、総連は混乱、動揺してしまったんだと思います。-略-

 それにしても腹立たしいのは日本の新聞やテレビの報道です。各紙一面トップには、デカデカと「民団と総連、歴史的和解へ」、「60年の対立解消」などの活字が躍り、歓迎ムード一色じゃないですか。総連が拉致や覚醒剤などの犯罪に深く関与した組織という事実が、歓迎ムードの報道ですっかり打ち消されてしまった。

 ピントはずれの在日韓国人のコメントを並べてみたり、日本のマスメディアというのはコトの本質を見逃しているばかりか、本当にずれていますね。その代表的な例が、今回、和解の立役者とされている「河丙鈺」という男の“正体”です。


≪韓民統が民団トップに≫

 河丙鈺は、今年2月の民団中央本部の団長選挙に民団改革を旗印に立候補し、大差で当選を果たしました。

 だが、調べてみると、この人物にはさまざまなウサン臭い風評がつきまとっています。

 公安筋の情報によれば、この男は朝鮮大学出身で、その後、朝鮮高級学校の元教諭との経歴を持つことが判明しました。このことだけで、河丙鈺なる人物が北朝鮮系と分かります。

 そればかりではない。

 これは張さんの調査で発覚したことですが、驚くなかれ、この男は「韓民統」のメンバーだったのです。-略-

 「実は韓民統は朝鮮総連のウラ組織というのがその実態」(張明秀)です。

 つまり、今回の和解劇のウラでは、朝鮮総連のメンバーが民団トップの地位に就くという、奇怪なことが起こっているのです。これひとつ取っても、今回の件は謀略工作の臭いがプンプンします。-略-

 まず、現在、総連は資金難に陥っています、そして、北は総連の集金能力に限界を感じている。万景峰号で運ぶカネも激減しているはずです。それだけでなく、総連は組織自体がもうガタガタなんです。-略-

 さらに今、金正日にも金がない。アメリカが金融制裁を発動したことによって、北はかなりの資金難に陥っている。-略-

 その間、どこから資金を調達するか。それは盧武鉉しかいない。-略-

 しかし、金の出し方が問題です。そこで今回の和解案がでてくる。

 朝鮮総連との和解という形を使い、民団を通じ、北に金を迂回させて流すシステムを作ったのではないか。これは私の取材結果から考えた推測ですが、可能性は極めて高いと思っています。

 盧武鉉は盧武鉉でこの和解を、次回の大統領選挙に利用するつもりです。

 河丙鈺についてもう一つ、奇妙な情報があります。彼の正体をしらべていくなかで、「河は経済マフィア」(張)、「極東会系M組の幹部」(内閣調査室筋)などという、俄かには信じがたい話が続々と流れ出てきたのです。

 いまのところ真偽は定かではないが、こうした情報が囁かれること自体、この和解劇がいかにウサン臭い話かを如実に物語っています。


『北朝鮮に取り込まれる韓国(西岡力)』より

 「朝鮮総連は、韓民統の反韓デモ動員、反韓集会開催、北と朝鮮総連の宣伝活動などの費用として、1973年8月から75年12月は、毎月1千万円、76年1月から77年12月は、毎月やはり1千万円。そして78年1月から79年7月は、毎月500万円から1千万円。そして79年8月から80年2月は毎月1千万円などを支援してきた。」
by sakura4987 | 2006-06-25 14:12

月刊WILL 7月号

■総連・民団の歴史的和解は盧武鉉の悪だくみ

加藤 昭・張明秀


≪総連の“逃げ”の手段≫

 五月十六日の夕刊で、在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(総連)が五十年ぶりに和解したことが大きく報じられました。その夜、いろんな人から私に電話がかかってきた。皆さん怒り心頭でした。

 なぜ怒っているのか。理由は二つあります。

 一つは、なぜこんなに突然、和解したのか。あまりにも不自然で、急すぎるという理由。もう一つは、今まで激しく敵対していたのに、突然上層部が握手して和解するなんて勝手すぎるという理由。

 そして、これには必ず裏があるはずだから、協力するので調べて欲しい、と言ってきたのです。

 その翌朝、張明秀さんから電話があった。

 張さんはかつて朝鮮総連中央本部社会局に在籍し、その後総連新潟本部副委員長を務めた人物。いわば北朝鮮や総連組織のウラもオモテも知り尽くした存在です。先月号の私のレポートにも登場いただいている。

張明秀: あの和解は総連の“逃げ”です。つまり先月号の『WiLL』に加藤さんの記事(「金正日の『日本人拉致指令書』全文公開」)が掲載されたことによって、総連は大打撃を受けた、ということ。

 総連が生き延びる道はもはや、民団との和解しかなかったということです。

 これは有り得ると思いました。あの記事により総連の逃げ道はシャットアウトされた。

 私はあの記事の最後に「総連には即刻解散命令を出すべきだ」と書きましたが、これによって、総連は混乱、動揺してしまったんだと思います。-略-

 それにしても腹立たしいのは日本の新聞やテレビの報道です。各紙一面トップには、デカデカと「民団と総連、歴史的和解へ」、「60年の対立解消」などの活字が躍り、歓迎ムード一色じゃないですか。総連が拉致や覚醒剤などの犯罪に深く関与した組織という事実が、歓迎ムードの報道ですっかり打ち消されてしまった。

 ピントはずれの在日韓国人のコメントを並べてみたり、日本のマスメディアというのはコトの本質を見逃しているばかりか、本当にずれていますね。その代表的な例が、今回、和解の立役者とされている「河丙鈺」という男の“正体”です。


≪韓民統が民団トップに≫

 河丙鈺は、今年2月の民団中央本部の団長選挙に民団改革を旗印に立候補し、大差で当選を果たしました。

 だが、調べてみると、この人物にはさまざまなウサン臭い風評がつきまとっています。

 公安筋の情報によれば、この男は朝鮮大学出身で、その後、朝鮮高級学校の元教諭との経歴を持つことが判明しました。このことだけで、河丙鈺なる人物が北朝鮮系と分かります。

 そればかりではない。

 これは張さんの調査で発覚したことですが、驚くなかれ、この男は「韓民統」のメンバーだったのです。-略-

 「実は韓民統は朝鮮総連のウラ組織というのがその実態」(張明秀)です。

 つまり、今回の和解劇のウラでは、朝鮮総連のメンバーが民団トップの地位に就くという、奇怪なことが起こっているのです。これひとつ取っても、今回の件は謀略工作の臭いがプンプンします。-略-

 まず、現在、総連は資金難に陥っています、そして、北は総連の集金能力に限界を感じている。万景峰号で運ぶカネも激減しているはずです。それだけでなく、総連は組織自体がもうガタガタなんです。-略-

 さらに今、金正日にも金がない。アメリカが金融制裁を発動したことによって、北はかなりの資金難に陥っている。-略-

 その間、どこから資金を調達するか。それは盧武鉉しかいない。-略-

 しかし、金の出し方が問題です。そこで今回の和解案がでてくる。

 朝鮮総連との和解という形を使い、民団を通じ、北に金を迂回させて流すシステムを作ったのではないか。これは私の取材結果から考えた推測ですが、可能性は極めて高いと思っています。

 盧武鉉は盧武鉉でこの和解を、次回の大統領選挙に利用するつもりです。

 河丙鈺についてもう一つ、奇妙な情報があります。彼の正体をしらべていくなかで、「河は経済マフィア」(張)、「極東会系M組の幹部」(内閣調査室筋)などという、俄かには信じがたい話が続々と流れ出てきたのです。

 いまのところ真偽は定かではないが、こうした情報が囁かれること自体、この和解劇がいかにウサン臭い話かを如実に物語っています。


『北朝鮮に取り込まれる韓国(西岡力)』より

 「朝鮮総連は、韓民統の反韓デモ動員、反韓集会開催、北と朝鮮総連の宣伝活動などの費用として、1973年8月から75年12月は、毎月1千万円、76年1月から77年12月は、毎月やはり1千万円。そして78年1月から79年7月は、毎月500万円から1千万円。そして79年8月から80年2月は毎月1千万円などを支援してきた。」
by sakura4987 | 2006-06-25 14:11

月刊WILL 7月号

■総連・民団の歴史的和解は盧武鉉の悪だくみ

加藤 昭・張明秀


≪総連の“逃げ”の手段≫

 五月十六日の夕刊で、在日本大韓民国民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(総連)が五十年ぶりに和解したことが大きく報じられました。その夜、いろんな人から私に電話がかかってきた。皆さん怒り心頭でした。

 なぜ怒っているのか。理由は二つあります。

 一つは、なぜこんなに突然、和解したのか。あまりにも不自然で、急すぎるという理由。もう一つは、今まで激しく敵対していたのに、突然上層部が握手して和解するなんて勝手すぎるという理由。

 そして、これには必ず裏があるはずだから、協力するので調べて欲しい、と言ってきたのです。

 その翌朝、張明秀さんから電話があった。

 張さんはかつて朝鮮総連中央本部社会局に在籍し、その後総連新潟本部副委員長を務めた人物。いわば北朝鮮や総連組織のウラもオモテも知り尽くした存在です。先月号の私のレポートにも登場いただいている。

張明秀: あの和解は総連の“逃げ”です。つまり先月号の『WiLL』に加藤さんの記事(「金正日の『日本人拉致指令書』全文公開」)が掲載されたことによって、総連は大打撃を受けた、ということ。

 総連が生き延びる道はもはや、民団との和解しかなかったということです。

 これは有り得ると思いました。あの記事により総連の逃げ道はシャットアウトされた。

 私はあの記事の最後に「総連には即刻解散命令を出すべきだ」と書きましたが、これによって、総連は混乱、動揺してしまったんだと思います。-略-

 それにしても腹立たしいのは日本の新聞やテレビの報道です。各紙一面トップには、デカデカと「民団と総連、歴史的和解へ」、「60年の対立解消」などの活字が躍り、歓迎ムード一色じゃないですか。総連が拉致や覚醒剤などの犯罪に深く関与した組織という事実が、歓迎ムードの報道ですっかり打ち消されてしまった。

 ピントはずれの在日韓国人のコメントを並べてみたり、日本のマスメディアというのはコトの本質を見逃しているばかりか、本当にずれていますね。その代表的な例が、今回、和解の立役者とされている「河丙鈺」という男の“正体”です。


≪韓民統が民団トップに≫

 河丙鈺は、今年2月の民団中央本部の団長選挙に民団改革を旗印に立候補し、大差で当選を果たしました。

 だが、調べてみると、この人物にはさまざまなウサン臭い風評がつきまとっています。

 公安筋の情報によれば、この男は朝鮮大学出身で、その後、朝鮮高級学校の元教諭との経歴を持つことが判明しました。このことだけで、河丙鈺なる人物が北朝鮮系と分かります。

 そればかりではない。

 これは張さんの調査で発覚したことですが、驚くなかれ、この男は「韓民統」のメンバーだったのです。-略-

 「実は韓民統は朝鮮総連のウラ組織というのがその実態」(張明秀)です。

 つまり、今回の和解劇のウラでは、朝鮮総連のメンバーが民団トップの地位に就くという、奇怪なことが起こっているのです。これひとつ取っても、今回の件は謀略工作の臭いがプンプンします。-略-

 まず、現在、総連は資金難に陥っています、そして、北は総連の集金能力に限界を感じている。万景峰号で運ぶカネも激減しているはずです。それだけでなく、総連は組織自体がもうガタガタなんです。-略-

 さらに今、金正日にも金がない。アメリカが金融制裁を発動したことによって、北はかなりの資金難に陥っている。-略-

 その間、どこから資金を調達するか。それは盧武鉉しかいない。-略-

 しかし、金の出し方が問題です。そこで今回の和解案がでてくる。

 朝鮮総連との和解という形を使い、民団を通じ、北に金を迂回させて流すシステムを作ったのではないか。これは私の取材結果から考えた推測ですが、可能性は極めて高いと思っています。

 盧武鉉は盧武鉉でこの和解を、次回の大統領選挙に利用するつもりです。

 河丙鈺についてもう一つ、奇妙な情報があります。彼の正体をしらべていくなかで、「河は経済マフィア」(張)、「極東会系M組の幹部」(内閣調査室筋)などという、俄かには信じがたい話が続々と流れ出てきたのです。

 いまのところ真偽は定かではないが、こうした情報が囁かれること自体、この和解劇がいかにウサン臭い話かを如実に物語っています。


『北朝鮮に取り込まれる韓国(西岡力)』より

 「朝鮮総連は、韓民統の反韓デモ動員、反韓集会開催、北と朝鮮総連の宣伝活動などの費用として、1973年8月から75年12月は、毎月1千万円、76年1月から77年12月は、毎月やはり1千万円。そして78年1月から79年7月は、毎月500万円から1千万円。そして79年8月から80年2月は毎月1千万円などを支援してきた。」
by sakura4987 | 2006-06-25 14:11

◆筑紫哲也の描く異界


筑紫哲也のNEWS23の描く世界は、なぜこんなに他のメディアとは異なっているのか?


■1.筑紫哲也のパズル■

「筑紫哲也 NEWS23」。TBSが平日深夜に放送しているニュース番組だが、これをずっと追跡している人がいる。

筑紫哲哉と共に生きて、もう4年になる・・・

前の夜に録画しておいたNEWS23を、ニュース項目などを中心に文字起こしし、重要な映像はキャプチャしてパソコンに保存した上、他局の同種のニュース番組と比較しながら検証する。これは私にとって至福のひとときでさえある。クロスワードパズルや間違い探しパズルを趣味とするような人間なら理解できるかもしれない。・・・

毎日その夜にどんなパズルが用意されているか、事前予想するのも結構知的で楽しい。在日朝鮮人が凶悪犯罪を犯した日には、きっとそのニュースがNEWS23で報じられることはない。中国で反日暴動が発生した日にはきっと、南京大虐殺特集が流される。こうした推理が的中したときほど楽しいことはない。

新聞の偏向記事は、データベースで自由に検索できるので、分析もしやすいが、テレビ報道ともなると難しい。しかし、こんな地道な作業のお陰で、ようやくNEWS23の偏向報道ぶりが白日のもとにさらけ出された。

この人の名は中宮崇(なかみやたかし)氏。氏の著書から、筑紫哲哉の仕掛けた「パズル」をいくつか見てみよう。

■2.「万景峰号入港中止の波紋」■

平成15(2003)年6月9日、NEWS23は「万景峰号入港中止の波紋」と題する特集を行った。「万景峰号」は、日本と北朝鮮を結ぶ唯一の公式運搬ルートで、ミサイル用部品などの持ち出し、多量の麻薬の持ち込み、朝鮮総連から北朝鮮への違法送金に使われている、との疑惑が持たれていた。

そこに国土交通省が船舶の安全性を検査する「ポートステー トコントロール」(PSC)を厳格に実施する方針を打ち出し た。「万景峰号」は安全基準を満たしていないとして航行停止命令を受ける恐れがあったため、北朝鮮・元山港からの出航を取りやめたのである。

NEWS23での特集の様子は、中宮氏によれば、以下のようなものであった。

新潟港に「右翼の街宣車が大挙して押しかけた」とのナ レーションから始まり、万景峰号があくまでも普通の貨客船に過ぎないとの説明、朝鮮総連新潟支部長の一方的な「不当」だの「差別」だのといういつもの発言を垂れ流した上で、「20年以上も船で訪朝してきていたのに‥‥」と嘆く在日女性のお涙頂戴物語。付録に、万景峰号による修学旅行に行けなくなってしまった、朝鮮学校の女子生徒の悲しげなコメント。もう、女子供をダシに使った「朝日式」の典型である。

「普通の貨客船」がなぜソナーなんぞを搭載しているのか、なぜ不正送金に利用されていたという疑惑がもたれているのか。番組中では当然のごとく、一言も語られない。ソナーの件に関しては当時、フジテレビの「ニュースJAPAN」はその発見の経緯も含めて詳細に取り上げ、テレビ朝日 「ニュースステーション」でさえも、批判的に報じていた のであるが、筑紫は、NEWS23の視聴者は他のニュース番組 なんて見やしないと高をくくっているのか。

「万景峰号」とは不正輸出と不正送金の疑惑をかけられ、潜水艦との交信のためのソナーまで持つ「大型工作船」なのか、はたまた修学旅行や在日女性の帰国に使われる「普通の貨客船」なのか。筑紫哲哉は他のメディアとはまったく別の世界を描いてみせるのである。

■3.「軍縮平和研究所パク・ヒョンジェ副所長」■

平成17(2005)年5月9日、各メディアは、北朝鮮の核保有に関する国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長の見解を一斉に報じた。北朝鮮がすでに数個の核兵器を保有しており、さらに核実験を準備している可能性さえある、という見解で、世界中が大騒ぎになった。

この日のNEWS23は、「北朝鮮核実験の”可能性”」との字幕で、「軍縮平和研究所パク・ヒョンジェ副所長」による「北朝 鮮の核実験は必要だ」との見解を紹介した。

この「軍縮平和研究所」なる、一見無害でそのうちノーベル平和賞にでも輝きそうな機関を、NEWS23は「シンクタ ンク」と紹介したが、実はこれ、北朝鮮外務省の外郭団体なのである。

同日の「報道ステーション」(「ニュースステーション」の後継番組)も、この「軍縮平和研究所パク・ヒョンジェ副所長」の発言を報じてはいたが、きちんと「北朝鮮外務省の傘下にある研究所」であると解説を加えている。さらにエルバラダイIAEA事務局長による「北朝鮮に5~6個の核が存在し、ミサイル搭載も可能」との発言や、それに賛同する細田博之官房長官の談話も紹介して、国際社会も日本政府も北朝鮮の核問題を大いに懸念している事実を明確に伝えている。それに対して、NEWS23の方は、これらを全く報じていない。

同じく「軍縮平和研究所パク・ヒョンジェ副所長」の発言を伝えながらも、報道ステーションの視聴者は、世界中が北朝鮮の核開発を懸念している中で、こんなプロパガンダまでしているのか、と見る。一方、NEWS23の視聴者は、プロパガンダをそのまま鵜呑みにさせられて、「北朝鮮の核開発に理解を示す見方もあるのだな」などと思ってしまう。両者の見る世界は、ますます離れていく。

■4.「対外的冒険に打って出たい」■

筑紫哲哉も北朝鮮の核開発が「日本にとって大変ゆるがせにできない問題」と言うが、その理由が「異界」そのものである。

国内でも、もう北朝鮮だけではなくていろんなとこが周りに核に囲まれたら(日本も)核を持とうという議論も出 かねません。

筑紫哲哉が北朝鮮の核武装を懸念するのは、それが日本の核武装の方を招きかねないからのようだ。彼にとっては金正日の 核より、日本の核の方が怖いようだ。北朝鮮国民なら同感だろう。

北朝鮮に対する経済制裁論が高まると、筑紫哲哉は5月25日の「多事争論」コーナーで、「対外的冒険」をテーマに次のように述べた。

指導者が内政問題で行き詰まったり矛盾を抱えたりする時に、そこから関心と焦点をそらすために「対外的冒険に打って出たい」と、この誘惑に駆られがちだということを示しています。その場合、最も有効なのは「軍事力の行使」そして「戦争」です。

普通の日本国民なら、ここで筑紫の指す「指導者」とは金正日のことだと思うだろう。しかし、筑紫が指しているのは小泉首相なのだ。これを聞いた首領様の満足げな顔が目に浮かぶようだ。

■5.「過剰な不当捜査」■

平成17年10月、在日朝鮮人の金萬有氏が院長を務める西新井病院(東京都足立区)の関係会社が、無許可で医薬品を販売したとして、警視庁公安部が朝鮮総連傘下の団体含め11カ所を一斉に家宅捜査した。この病院の関連施設に、拉致された日本人が監禁されていた、という内部情報があり、公安当局はこの点にも関心を寄せていたようだ。

報道ステーションは、金萬有院長が北朝鮮から「人民医師」の称号を授かるほど、北に近い人物であることを解説し、重村智計・早大教授の「今までは総連は治外法権だった」というコメントを紹介した。また、当日の捜査に対して、在日朝鮮人が多数押しかけて警官に暴行をはたらく映像も流された。

これに対して、NEWS23は、拉致疑惑にも、金萬有院長の北朝鮮との関係にも全く触れず、在日朝鮮人達が警官たちに暴力を振るう映像も流さなかった。「医薬品を無許可販売 朝鮮総連系団体の幹部逮捕」との字幕ではじめ、テロップ入りで「過剰な不当捜査を断固糾弾し強く抗議する」との朝鮮総連の言い分をそのまま伝えた。

NEWS23の視聴者の中には、朝鮮総連が警察から「過剰な不当捜査」を受けた、と本当に信じ込む人もいたであろう。

■6.曽我ひとみさん・ジェンキンス一家の再会■

平成16年7月9日、拉致被害者で一人先に帰国を許された・曽我ひとみさんが、夫ジェンキンズ氏、および二人の娘さんとようやくインドネシアで再会した。

報道ステーションは、ジェンキンス氏に同行する北朝鮮「赤十字職員」が実は監視員である事実を伝え、かつて拉致被害者・蓮池薫さんが北朝鮮随行員から解放された際に、「ほっとしたといっていた」という兄・蓮池透さんのコメントを紹介した。

北朝鮮の空港で監視員から注意を受ける映像や、監視員からパスポートを渡されるシーンも各局で繰り返し放映され、改めて、北朝鮮による締め付けぶりが、明らかになった。

しかし、NEWS23では、これらの事実はいっさい報道されなかった。筑紫は、この再会の直後に控えたアメリカ大統領の候補者選挙に絡めて、「さて、選挙にどう影響しますかね」と、再会がさも選挙目当ての策略であるかのように、コメントした。

そのうえ、わざわざこんな「視聴者からのファックス」を紹介している。

何故曽我一家のためにスウィートを取る必要があるのか。料理をしたいということだが、安いコンドミニアムなどを自分で借りればよい。

日本中が感動的な一家の再会に注目するなか、筑紫哲也のNEWS23のみ、曽我さん一家に冷たい目を向けていた。

■7.北朝鮮監視員との「涙のお別れ」■

各メディアは、現地でも北朝鮮監視員によるジェンキンズ一家への執拗な干渉が行われており、日本政府はそれを排除しようと必死の努力を行っている事を伝えた。報道ステーションは、北朝鮮監視員がジェンキンス一家や日本側報道陣をビデオ・カメラで撮影している映像を流し、その目的について、監視員にインタビューを試みている。NEWS23では、こうした監視員たちの正体を全く報道しなかった。

7月16日、一家は北朝鮮監視員と面会し、北へは戻らないとの意思を伝えた。この事実をNEWS23の佐古キャスターは「面会はお別れの挨拶をするために曽我さん夫妻が望み実現したものです」と解説。さらに「北朝鮮側同行者はジェンキンスさんの肩を抱いて涙を流し、ジェンキンスさんの目にもうっすらと涙が」と続けて、一家をなんとしても北朝鮮に連れ戻そうとする北朝鮮監視員との決定的な決別の瞬間を、「同行者との涙のお別れ」シーンに仕立て上げてしまった。

7月26日、各メディアはいっせいに「北朝鮮がジェンキンス氏に、曽我さんを連れ戻せば褒美を与えると指示」していたというニュースを報じた。ジェンキンス一家が北朝鮮に戻るとの意思を示せば、拉致の犯罪性はかなり薄められる。「褒美を与える」との報道は、北朝鮮のこのたくらみを暴くものであったが、NEWS23はこのニュースも報道しなかった。

北朝鮮が知られたくない事実は、報道しない、というのが、NEWS23の方針のようだ。

■8.『週刊金曜日』と筑紫哲也の秘密連携■

筑紫哲也は、なぜここまで事実を歪めて、北朝鮮の意向に沿った報道をするのだろう。一つの鍵は、筑紫哲也が『週刊金曜日』の編集委員を務めているという事実にある。『週刊金曜日』自体には筑紫が編集委員として名を連ねているが、NEWS23においてはその事実を伏せている。

『週刊金曜日』は、ジェンキンス氏が娘さんたちと共にまだ平壌にいた頃、当局の許可のもとに「独占インタビュー」を行い、その記事を平成14年11月15日号に掲載した。この中で、ジェンキンス氏は「ひとみには北朝鮮に戻って欲しい」と述べ、娘さんたちは「お母さん(曽我ひとみさん)は10日で 帰るはずだったのに、まだ帰ってこない、日本政府は約束を破った、お母さんを早く帰して欲しい」と語った、と報道した。この記事はひとみさんを大いに動揺させ、怒らせた。

この記事に関して、筑紫は自らが『週刊金曜日』の編集委員である事実を隠したまま、こんなコメントを述べている。

被害者の動揺を誘う北朝鮮の戦術に乗せられているだけだ、という批判がある一方では、いくらコントロールを働かせても当人の肉声の中にはいろんなそれを超える情報があるという評価もあります。これは事実を知らせるという事を一番の仕事としている報道にとっての永遠のテーマ「ジレンマ」だと言えます。(平成14年11月14日)

この「批判」の通り、ジェンキンス氏の日本への帰還後、この時の発言は、北朝鮮政府に脅迫されたものであったことが明らかになっている。

■9.北朝鮮コネクションの一員!?■

『週刊金曜日』は北朝鮮当局の許可を得て「独占インタビュー」を行い、「北朝鮮の戦術」に沿って、家族の強制された発言をそのまま報道した。北朝鮮との相当なコネクションがあると見るのが自然である。さらに、その編集員である筑紫哲也はあたかも第三者のような顔をして、記事を擁護するコメントを述べた。筑紫哲也も北朝鮮コネクションの一員と見るのが、自然だろう。

弊誌449号では、韓国内に、言論界を含め4万2千人もの親北勢力が巣くい、世論工作を通じて親北政権を合法的に樹立しようとする工作が成功しつつあることを紹介した。同様の世論工作が、日本で行われていないはずがない。

ここで紹介した偏向報道の事例を見れば、筑紫哲也が自覚しているかどうかは別にして、News23が北朝鮮にコントロールされた世論工作メディアの一つである、との疑いを禁じ得ない。
by sakura4987 | 2006-06-25 14:10

◆筑紫哲也の描く異界



筑紫哲也のNEWS23の描く世界は、なぜこんなに他のメディアとは異なっているのか?


■1.筑紫哲也のパズル■

「筑紫哲也 NEWS23」。TBSが平日深夜に放送しているニュース番組だが、これをずっと追跡している人がいる。

筑紫哲哉と共に生きて、もう4年になる・・・

前の夜に録画しておいたNEWS23を、ニュース項目などを中心に文字起こしし、重要な映像はキャプチャしてパソコンに保存した上、他局の同種のニュース番組と比較しながら検証する。これは私にとって至福のひとときでさえある。クロスワードパズルや間違い探しパズルを趣味とするような人間なら理解できるかもしれない。・・・

毎日その夜にどんなパズルが用意されているか、事前予想するのも結構知的で楽しい。在日朝鮮人が凶悪犯罪を犯した日には、きっとそのニュースがNEWS23で報じられることはない。中国で反日暴動が発生した日にはきっと、南京大虐殺特集が流される。こうした推理が的中したときほど楽しいことはない。

新聞の偏向記事は、データベースで自由に検索できるので、分析もしやすいが、テレビ報道ともなると難しい。しかし、こんな地道な作業のお陰で、ようやくNEWS23の偏向報道ぶりが白日のもとにさらけ出された。

この人の名は中宮崇(なかみやたかし)氏。氏の著書から、筑紫哲哉の仕掛けた「パズル」をいくつか見てみよう。

■2.「万景峰号入港中止の波紋」■

平成15(2003)年6月9日、NEWS23は「万景峰号入港中止の波紋」と題する特集を行った。「万景峰号」は、日本と北朝鮮を結ぶ唯一の公式運搬ルートで、ミサイル用部品などの持ち出し、多量の麻薬の持ち込み、朝鮮総連から北朝鮮への違法送金に使われている、との疑惑が持たれていた。

そこに国土交通省が船舶の安全性を検査する「ポートステー トコントロール」(PSC)を厳格に実施する方針を打ち出し た。「万景峰号」は安全基準を満たしていないとして航行停止命令を受ける恐れがあったため、北朝鮮・元山港からの出航を取りやめたのである。

NEWS23での特集の様子は、中宮氏によれば、以下のようなものであった。

新潟港に「右翼の街宣車が大挙して押しかけた」とのナ レーションから始まり、万景峰号があくまでも普通の貨客船に過ぎないとの説明、朝鮮総連新潟支部長の一方的な「不当」だの「差別」だのといういつもの発言を垂れ流した上で、「20年以上も船で訪朝してきていたのに‥‥」と嘆く在日女性のお涙頂戴物語。付録に、万景峰号による修学旅行に行けなくなってしまった、朝鮮学校の女子生徒の悲しげなコメント。もう、女子供をダシに使った「朝日式」の典型である。

「普通の貨客船」がなぜソナーなんぞを搭載しているのか、なぜ不正送金に利用されていたという疑惑がもたれているのか。番組中では当然のごとく、一言も語られない。ソナーの件に関しては当時、フジテレビの「ニュースJAPAN」はその発見の経緯も含めて詳細に取り上げ、テレビ朝日 「ニュースステーション」でさえも、批判的に報じていた のであるが、筑紫は、NEWS23の視聴者は他のニュース番組 なんて見やしないと高をくくっているのか。

「万景峰号」とは不正輸出と不正送金の疑惑をかけられ、潜水艦との交信のためのソナーまで持つ「大型工作船」なのか、はたまた修学旅行や在日女性の帰国に使われる「普通の貨客船」なのか。筑紫哲哉は他のメディアとはまったく別の世界を描いてみせるのである。

■3.「軍縮平和研究所パク・ヒョンジェ副所長」■

平成17(2005)年5月9日、各メディアは、北朝鮮の核保有に関する国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長の見解を一斉に報じた。北朝鮮がすでに数個の核兵器を保有しており、さらに核実験を準備している可能性さえある、という見解で、世界中が大騒ぎになった。

この日のNEWS23は、「北朝鮮核実験の”可能性”」との字幕で、「軍縮平和研究所パク・ヒョンジェ副所長」による「北朝 鮮の核実験は必要だ」との見解を紹介した。

この「軍縮平和研究所」なる、一見無害でそのうちノーベル平和賞にでも輝きそうな機関を、NEWS23は「シンクタ ンク」と紹介したが、実はこれ、北朝鮮外務省の外郭団体なのである。

同日の「報道ステーション」(「ニュースステーション」の後継番組)も、この「軍縮平和研究所パク・ヒョンジェ副所長」の発言を報じてはいたが、きちんと「北朝鮮外務省の傘下にある研究所」であると解説を加えている。さらにエルバラダイIAEA事務局長による「北朝鮮に5~6個の核が存在し、ミサイル搭載も可能」との発言や、それに賛同する細田博之官房長官の談話も紹介して、国際社会も日本政府も北朝鮮の核問題を大いに懸念している事実を明確に伝えている。それに対して、NEWS23の方は、これらを全く報じていない。

同じく「軍縮平和研究所パク・ヒョンジェ副所長」の発言を伝えながらも、報道ステーションの視聴者は、世界中が北朝鮮の核開発を懸念している中で、こんなプロパガンダまでしているのか、と見る。一方、NEWS23の視聴者は、プロパガンダをそのまま鵜呑みにさせられて、「北朝鮮の核開発に理解を示す見方もあるのだな」などと思ってしまう。両者の見る世界は、ますます離れていく。

■4.「対外的冒険に打って出たい」■

筑紫哲哉も北朝鮮の核開発が「日本にとって大変ゆるがせにできない問題」と言うが、その理由が「異界」そのものである。

国内でも、もう北朝鮮だけではなくていろんなとこが周りに核に囲まれたら(日本も)核を持とうという議論も出 かねません。

筑紫哲哉が北朝鮮の核武装を懸念するのは、それが日本の核武装の方を招きかねないからのようだ。彼にとっては金正日の 核より、日本の核の方が怖いようだ。北朝鮮国民なら同感だろう。

北朝鮮に対する経済制裁論が高まると、筑紫哲哉は5月25日の「多事争論」コーナーで、「対外的冒険」をテーマに次のように述べた。

指導者が内政問題で行き詰まったり矛盾を抱えたりする時に、そこから関心と焦点をそらすために「対外的冒険に打って出たい」と、この誘惑に駆られがちだということを示しています。その場合、最も有効なのは「軍事力の行使」そして「戦争」です。

普通の日本国民なら、ここで筑紫の指す「指導者」とは金正日のことだと思うだろう。しかし、筑紫が指しているのは小泉首相なのだ。これを聞いた首領様の満足げな顔が目に浮かぶようだ。

■5.「過剰な不当捜査」■

平成17年10月、在日朝鮮人の金萬有氏が院長を務める西新井病院(東京都足立区)の関係会社が、無許可で医薬品を販売したとして、警視庁公安部が朝鮮総連傘下の団体含め11カ所を一斉に家宅捜査した。この病院の関連施設に、拉致された日本人が監禁されていた、という内部情報があり、公安当局はこの点にも関心を寄せていたようだ。

報道ステーションは、金萬有院長が北朝鮮から「人民医師」の称号を授かるほど、北に近い人物であることを解説し、重村智計・早大教授の「今までは総連は治外法権だった」というコメントを紹介した。また、当日の捜査に対して、在日朝鮮人が多数押しかけて警官に暴行をはたらく映像も流された。

これに対して、NEWS23は、拉致疑惑にも、金萬有院長の北朝鮮との関係にも全く触れず、在日朝鮮人達が警官たちに暴力を振るう映像も流さなかった。「医薬品を無許可販売 朝鮮総連系団体の幹部逮捕」との字幕ではじめ、テロップ入りで「過剰な不当捜査を断固糾弾し強く抗議する」との朝鮮総連の言い分をそのまま伝えた。

NEWS23の視聴者の中には、朝鮮総連が警察から「過剰な不当捜査」を受けた、と本当に信じ込む人もいたであろう。

■6.曽我ひとみさん・ジェンキンス一家の再会■

平成16年7月9日、拉致被害者で一人先に帰国を許された・曽我ひとみさんが、夫ジェンキンズ氏、および二人の娘さんとようやくインドネシアで再会した。

報道ステーションは、ジェンキンス氏に同行する北朝鮮「赤十字職員」が実は監視員である事実を伝え、かつて拉致被害者・蓮池薫さんが北朝鮮随行員から解放された際に、「ほっとしたといっていた」という兄・蓮池透さんのコメントを紹介した。

北朝鮮の空港で監視員から注意を受ける映像や、監視員からパスポートを渡されるシーンも各局で繰り返し放映され、改めて、北朝鮮による締め付けぶりが、明らかになった。

しかし、NEWS23では、これらの事実はいっさい報道されなかった。筑紫は、この再会の直後に控えたアメリカ大統領の候補者選挙に絡めて、「さて、選挙にどう影響しますかね」と、再会がさも選挙目当ての策略であるかのように、コメントした。

そのうえ、わざわざこんな「視聴者からのファックス」を紹介している。

何故曽我一家のためにスウィートを取る必要があるのか。料理をしたいということだが、安いコンドミニアムなどを自分で借りればよい。

日本中が感動的な一家の再会に注目するなか、筑紫哲也のNEWS23のみ、曽我さん一家に冷たい目を向けていた。

■7.北朝鮮監視員との「涙のお別れ」■

各メディアは、現地でも北朝鮮監視員によるジェンキンズ一家への執拗な干渉が行われており、日本政府はそれを排除しようと必死の努力を行っている事を伝えた。報道ステーションは、北朝鮮監視員がジェンキンス一家や日本側報道陣をビデオ・カメラで撮影している映像を流し、その目的について、監視員にインタビューを試みている。NEWS23では、こうした監視員たちの正体を全く報道しなかった。

7月16日、一家は北朝鮮監視員と面会し、北へは戻らないとの意思を伝えた。この事実をNEWS23の佐古キャスターは「面会はお別れの挨拶をするために曽我さん夫妻が望み実現したものです」と解説。さらに「北朝鮮側同行者はジェンキンスさんの肩を抱いて涙を流し、ジェンキンスさんの目にもうっすらと涙が」と続けて、一家をなんとしても北朝鮮に連れ戻そうとする北朝鮮監視員との決定的な決別の瞬間を、「同行者との涙のお別れ」シーンに仕立て上げてしまった。

7月26日、各メディアはいっせいに「北朝鮮がジェンキンス氏に、曽我さんを連れ戻せば褒美を与えると指示」していたというニュースを報じた。ジェンキンス一家が北朝鮮に戻るとの意思を示せば、拉致の犯罪性はかなり薄められる。「褒美を与える」との報道は、北朝鮮のこのたくらみを暴くものであったが、NEWS23はこのニュースも報道しなかった。

北朝鮮が知られたくない事実は、報道しない、というのが、NEWS23の方針のようだ。

■8.『週刊金曜日』と筑紫哲也の秘密連携■

筑紫哲也は、なぜここまで事実を歪めて、北朝鮮の意向に沿った報道をするのだろう。一つの鍵は、筑紫哲也が『週刊金曜日』の編集委員を務めているという事実にある。『週刊金曜日』自体には筑紫が編集委員として名を連ねているが、NEWS23においてはその事実を伏せている。

『週刊金曜日』は、ジェンキンス氏が娘さんたちと共にまだ平壌にいた頃、当局の許可のもとに「独占インタビュー」を行い、その記事を平成14年11月15日号に掲載した。この中で、ジェンキンス氏は「ひとみには北朝鮮に戻って欲しい」と述べ、娘さんたちは「お母さん(曽我ひとみさん)は10日で 帰るはずだったのに、まだ帰ってこない、日本政府は約束を破った、お母さんを早く帰して欲しい」と語った、と報道した。この記事はひとみさんを大いに動揺させ、怒らせた。

この記事に関して、筑紫は自らが『週刊金曜日』の編集委員である事実を隠したまま、こんなコメントを述べている。

被害者の動揺を誘う北朝鮮の戦術に乗せられているだけだ、という批判がある一方では、いくらコントロールを働かせても当人の肉声の中にはいろんなそれを超える情報があるという評価もあります。これは事実を知らせるという事を一番の仕事としている報道にとっての永遠のテーマ「ジレンマ」だと言えます。(平成14年11月14日)

この「批判」の通り、ジェンキンス氏の日本への帰還後、この時の発言は、北朝鮮政府に脅迫されたものであったことが明らかになっている。

■9.北朝鮮コネクションの一員!?■

『週刊金曜日』は北朝鮮当局の許可を得て「独占インタビュー」を行い、「北朝鮮の戦術」に沿って、家族の強制された発言をそのまま報道した。北朝鮮との相当なコネクションがあると見るのが自然である。さらに、その編集員である筑紫哲也はあたかも第三者のような顔をして、記事を擁護するコメントを述べた。筑紫哲也も北朝鮮コネクションの一員と見るのが、自然だろう。

弊誌449号では、韓国内に、言論界を含め4万2千人もの親北勢力が巣くい、世論工作を通じて親北政権を合法的に樹立しようとする工作が成功しつつあることを紹介した。同様の世論工作が、日本で行われていないはずがない。

ここで紹介した偏向報道の事例を見れば、筑紫哲也が自覚しているかどうかは別にして、News23が北朝鮮にコントロールされた世論工作メディアの一つである、との疑いを禁じ得ない。
by sakura4987 | 2006-06-25 14:10


産経 1997/11/19

 ■慄然たる国の変質

 亡き司馬遼太郎氏はその死の直前、梅棹忠夫氏との対談でこの日本はもう国家としての峠を過ぎたのではないかと慨嘆し、梅棹氏も同感の意を表明していた。また他のある対談の中では、日本にこれからある姿はただ静かな停滞でしかないのではないのか、とも。

 私はこれらの予見に俄かに同意は出来ぬし、したくもないが、しかしそういわれて半ばの共感を伴った慄然たるものを禁じ得ない。今日の日本の社会のもろもろの現象を眺めれば、この国がただの変化ではなしに、明らかに変質しつつあるという実感を否めまい。

 福田和也氏はある論文の中で、日本人はなんでかくも幼稚になりはてたかと慨嘆し、幼稚とは頭が悪いとかものを知らぬということではなしに、何が肝心なことかがわからない、肝心なことについて考えようとしない人間のことだといっていたが、正鵠を射た論と思われる。

 オリンピックで惨敗して帰った選手が、せめて予選には通ると思ったがといわれて悪びれるところもなく、「私は勝敗は気にしていません。スポーツを楽しんで来たから満足です」と答え、問うた記者も世間もそれきり沈黙してしまう。

 マラソンでなんとか三番に入った選手は、何のために頑張って走ったのかと問われ、私は自分のために走ったと答える。一位のロバ選手は、「祖国のために走った」と答えていたが。

 国家の代表として赴く者の自覚をことさらとやかくいいたくもないが、勝敗を気にせずただスポーツを楽しむために出かけて行き、惨敗して顧みないような選手風情になんで国民の払った税金から膨大な国費を捻出し国家の代表にしたてて送り出す必要があるのか私には解せない。

 ■あまりの不甲斐無さ

 若い選手はそれなりに幼稚なものだろうから、そうした発言について体協なり水連なりの幹部たちが譴責とまでいかなくとも反省させ、協会としての基本姿勢を再確認ぐらいすべきと思うがそんな気配は一向にない。

 注目のW杯出場を賭けての予選で、「攻撃は最大の防御」という鉄則を忘れ、一点取ったらたちまち選手を交替させ姑息な守勢に回って逆転惨敗した監督がその稚拙な差配を問われて首になると、ノーコメントとはいいながら、囲んだ記者たちにこれからどうやって食っていこうかなどとぼやいてみせる醜態、というより不甲斐の無さは、将たる者の資格を欠いていてなんともおぞましい。

 この監督ははたして注目の東京での日韓戦で国歌斉唱の際、国歌を歌っていたのか。あの試合を熟視していた知人のマニアによれば、全員胸に手を当てて国歌を歌っていた韓国選手たちに比べ日本べンチで国歌を歌っていた選手は三浦カズ君だけだったそうな。その限りで結果は知れていた、と彼はいっていたが。

 前回の予選のドーハでの際どい逆転引き分けもいつの間にか「ドーハの悲劇」などといわれているが、あんなものはただただ日本独特の脇の甘さ、詰めのチョロさの証しであって、それを悲劇などと呼んで自分を慰めてかかる姿勢は、はたから見れば所詮喜劇的なものでしかありはしない。

 売春は人類古来の商売だが、これだけ富裕な国家社会で、贅沢品が欲しいというだけで中流家庭の幼い子女が週末東京の盛り場で売春してはばからない国は世界でこの日本だけに違いない。

 それが露見しても親も教師もそれを本気で叱責する術を持たない。術というよりそれを咎めるべき価値の機軸が彼等の内でも風化してしまっているのだから空恐ろしい事態というよりない。

 当座の安穏のためにヤクザや総会屋と通じる経済人も、汚職の腐敗を互いに庇い合う官僚の独善も、かつてルース・べネディクトが日本文化のメタファとして挙げた「菊と刀」に表象される、恥をこそ忌み嫌う民族の気質が世代を大きく跨いでとうに失われてしまったという証しでしかない。

 ■必要なストイシズム

 自らの国家が外から侵蝕された時、自らそれを守らぬことこそが最先端の美徳などという妄執を迂闊に信じさせられたままに来た不思議な国に住む人間たちが、いかなる無責任も背徳も個人の自由の故にその責任で許容されるべきだ、などという虚妄を抱くのはごく当たり前のことかも知れない。

 自分を律する価値のジャイロスコープを失った国家民族の行く末は、司馬氏のいったようにただ峠を過ぎるだけにとどまらず、世界史に例を見ない、国民全員それぞれのただただ物で裏打ちするだけの保身のもたらす、相手が隣のシナかそれとも長いつき合いの狡猾な友人のアメリカのいずれか知らぬが、ともかくも強い力への卑屈な隷属と、それがもたらす内部からの自己腐食と崩壊に違いない。

 私自身はうんざりするほど以前から、これからの日本に必要なのはある種の強いストイシズムしかないといってきたが、(断っておくがそれは安易なファッショなどではない)そろそろもっと多くの人間たちがそれぞれ自らに何を意図して封じ禁じるかを本気で考えなおす民族の季節に来ているような気がしてならない。
by sakura4987 | 2006-06-25 14:09


産経 1997/11/19

 ■慄然たる国の変質

 亡き司馬遼太郎氏はその死の直前、梅棹忠夫氏との対談でこの日本はもう国家としての峠を過ぎたのではないかと慨嘆し、梅棹氏も同感の意を表明していた。また他のある対談の中では、日本にこれからある姿はただ静かな停滞でしかないのではないのか、とも。

 私はこれらの予見に俄かに同意は出来ぬし、したくもないが、しかしそういわれて半ばの共感を伴った慄然たるものを禁じ得ない。今日の日本の社会のもろもろの現象を眺めれば、この国がただの変化ではなしに、明らかに変質しつつあるという実感を否めまい。

 福田和也氏はある論文の中で、日本人はなんでかくも幼稚になりはてたかと慨嘆し、幼稚とは頭が悪いとかものを知らぬということではなしに、何が肝心なことかがわからない、肝心なことについて考えようとしない人間のことだといっていたが、正鵠を射た論と思われる。

 オリンピックで惨敗して帰った選手が、せめて予選には通ると思ったがといわれて悪びれるところもなく、「私は勝敗は気にしていません。スポーツを楽しんで来たから満足です」と答え、問うた記者も世間もそれきり沈黙してしまう。

 マラソンでなんとか三番に入った選手は、何のために頑張って走ったのかと問われ、私は自分のために走ったと答える。一位のロバ選手は、「祖国のために走った」と答えていたが。

 国家の代表として赴く者の自覚をことさらとやかくいいたくもないが、勝敗を気にせずただスポーツを楽しむために出かけて行き、惨敗して顧みないような選手風情になんで国民の払った税金から膨大な国費を捻出し国家の代表にしたてて送り出す必要があるのか私には解せない。

 ■あまりの不甲斐無さ

 若い選手はそれなりに幼稚なものだろうから、そうした発言について体協なり水連なりの幹部たちが譴責とまでいかなくとも反省させ、協会としての基本姿勢を再確認ぐらいすべきと思うがそんな気配は一向にない。

 注目のW杯出場を賭けての予選で、「攻撃は最大の防御」という鉄則を忘れ、一点取ったらたちまち選手を交替させ姑息な守勢に回って逆転惨敗した監督がその稚拙な差配を問われて首になると、ノーコメントとはいいながら、囲んだ記者たちにこれからどうやって食っていこうかなどとぼやいてみせる醜態、というより不甲斐の無さは、将たる者の資格を欠いていてなんともおぞましい。

 この監督ははたして注目の東京での日韓戦で国歌斉唱の際、国歌を歌っていたのか。あの試合を熟視していた知人のマニアによれば、全員胸に手を当てて国歌を歌っていた韓国選手たちに比べ日本べンチで国歌を歌っていた選手は三浦カズ君だけだったそうな。その限りで結果は知れていた、と彼はいっていたが。

 前回の予選のドーハでの際どい逆転引き分けもいつの間にか「ドーハの悲劇」などといわれているが、あんなものはただただ日本独特の脇の甘さ、詰めのチョロさの証しであって、それを悲劇などと呼んで自分を慰めてかかる姿勢は、はたから見れば所詮喜劇的なものでしかありはしない。

 売春は人類古来の商売だが、これだけ富裕な国家社会で、贅沢品が欲しいというだけで中流家庭の幼い子女が週末東京の盛り場で売春してはばからない国は世界でこの日本だけに違いない。

 それが露見しても親も教師もそれを本気で叱責する術を持たない。術というよりそれを咎めるべき価値の機軸が彼等の内でも風化してしまっているのだから空恐ろしい事態というよりない。

 当座の安穏のためにヤクザや総会屋と通じる経済人も、汚職の腐敗を互いに庇い合う官僚の独善も、かつてルース・べネディクトが日本文化のメタファとして挙げた「菊と刀」に表象される、恥をこそ忌み嫌う民族の気質が世代を大きく跨いでとうに失われてしまったという証しでしかない。

 ■必要なストイシズム

 自らの国家が外から侵蝕された時、自らそれを守らぬことこそが最先端の美徳などという妄執を迂闊に信じさせられたままに来た不思議な国に住む人間たちが、いかなる無責任も背徳も個人の自由の故にその責任で許容されるべきだ、などという虚妄を抱くのはごく当たり前のことかも知れない。

 自分を律する価値のジャイロスコープを失った国家民族の行く末は、司馬氏のいったようにただ峠を過ぎるだけにとどまらず、世界史に例を見ない、国民全員それぞれのただただ物で裏打ちするだけの保身のもたらす、相手が隣のシナかそれとも長いつき合いの狡猾な友人のアメリカのいずれか知らぬが、ともかくも強い力への卑屈な隷属と、それがもたらす内部からの自己腐食と崩壊に違いない。

 私自身はうんざりするほど以前から、これからの日本に必要なのはある種の強いストイシズムしかないといってきたが、(断っておくがそれは安易なファッショなどではない)そろそろもっと多くの人間たちがそれぞれ自らに何を意図して封じ禁じるかを本気で考えなおす民族の季節に来ているような気がしてならない。
by sakura4987 | 2006-06-25 14:08


 【ワシントン=古森義久】中国が現在のような経済成長を続ける限り、顕著な軍拡が今後20年から30年も続くとのブッシュ米政権の見解が、米国下院軍事委員会で22日開かれた「中国の軍事力」で明らかにされた。

 公聴会では、中国の軍拡が単に台湾攻略だけでなくアジア地域の領有権紛争やエネルギー資源確保への対処を目的とするという見方も表明された。

 同公聴会で証言した国防総省防衛情報局のマーク・コザド中国担当上級情報官は、中国の実際の軍事費が公表分の年間350億ドルの約3倍の1070億ドルほどに上るとしたうえで、高度な経済成長が続けば、公表分だけでも毎年約15%ずつ増えてきた過去15年ほどの軍事力の顕著な増強が「今後20年から30年は続く」との予測を語った。

 同じくブッシュ政権を代表する形で証言した国防総省のピーター・ロドマン次官補(国際担当)は、中国軍が

 (1)少なくとも10種類の異なる弾道ミサイルを配備あるいは開発中で、その命中精度などの性能の向上に努め、台湾海峡近くにはすでに800基もの中・短距離弾道ミサイルを配備した

 (2)原子力、通常型両方の合計5種類の近代的な潜水艦群を調達中

 (3)2種類の地上攻撃巡航ミサイルと12種類の対艦攻撃巡航ミサイルを開発あるいは取得中

 (4)遠隔地への兵力投入能力や水陸両用作戦能力を強化中

 (5)国産の航空母艦の開発に取り組みつつある

 -などの点を指摘した。

 中国が自国への脅威がない環境の中でこれほど大幅な軍拡を進める目的について、ロドマン氏は「台湾攻略にとどまらない軍事作戦、例えば領有権の紛争、エネルギーの資源や輸送の確保を目指しているようだ」と証言。

 コザド氏も「中国はアジア地域の主要パワーとなるだけでなく、グローバルな影響力も熱望している」と指摘した。

 また、国防総省のジョン・アレン次官補代理は「中国の軍拡の意図はグローバルな次元で米国に挑戦することにある」と証言した。
by sakura4987 | 2006-06-25 14:07

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by sakura4987