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石川県の西田幾多郎記念哲学館

 「笑い」がわれわれの心身に良い影響を及ぼすことは、古くから体験的に知られてきたが、近年の研究で、がん患者や糖尿病患者に漫才や落語を聞かせたところ、免疫細胞が活性化されがん細胞が減少したり、血糖値の数値が下がることが科学的に実証されている。

 遺伝子の果たす役割も注目されてきた。このほど、石川県かほく市の県西田幾多郎記念哲学館で、日本笑い学会の井上宏会長(関西大学名誉教授)が「人間はなぜ笑うのか-笑いの人間学-」と題し、「笑い」がもたらす効果を最新の研究成果を織り交ぜながら語った。


 ≪■健康にも効果絶大≫

 「笑う門には福来る」――。井上会長はこの諺(ことわざ)を例に、「人間には“笑う”能力があり、笑いによって“幸せ”を作り出すことができます。言い換えれば、幸せだから笑うんじゃなく、笑うから幸せなんです」と切り出し、研究の歴史や最新情報、心的影響などについて、自身の体験談を紹介しながら、解説した。

 「笑い」が、本格的な研究テーマとして取り上げられるようになった発端は、今から三十年余り前。アメリカのジャーナリスト、ノーマン・カズンズが出版した自身の病床体験録だった。

 彼は難病の膠原(こうげん)病にかかり、主治医の指示でビタミンCの大量療法とともに、自分で「笑い」を治療に取り入れた。

 TVの面白番組などを毎日見て、笑って過ごすうち、硬直した手足の指が少しずつ動くようになり、症状が徐々に回復し、病気を克服することができた。その経緯を全米の医学雑誌に投稿したところ大反響となった。

 その後、日本でも研究が始まり、糖尿病患者に寄席で漫才や落語を聞かせたところ、聞く前と後では血糖値が大幅に下がる事例が見られた。

 また、慢性関節リウマチで苦しんでいた患者では、手足の痛みが和らぎ、ストレスの度合いを示すホルモン「コルチゾール」が減少することも実証された。

 特に注目されるのは、がん細胞を破壊したり、がんの発生を防御する働きがあるナチュラルキラー細胞の機能が活性化することだ。

 こうした臨床報告を示しながら、井上さんは「大いに笑うのはもちろん、作り笑いでも、楽しいことを心に思い浮かべるだけでも、免疫機能の活性化につながることが分かっています」と付け加えた。

 また遺伝子工学の第一人者で、筑波大学名誉教授の村上和雄氏の「笑いと遺伝子のメカニズムの関係」も紹介した。

 それによると、笑うと幾つかの遺伝子が眠りから目覚め、スイッチがオンになり、身体を健康にするホルモンや酵素が生み出されるという。村上氏の研究では、これまでに健康をつかさどる六十四個の遺伝子群が見つかっている。

 例えば、HBB遺伝子はスイッチが入ると、血液中の酸素を運ぶ量が増加し、全身の細胞に行き渡る。またRPL遺伝子では、たんぱく質の合成が盛んに行われ、細胞の新陳代謝を促すという。

 目覚めたがん抑制遺伝子が、がん細胞を寛解(かんかい)することも突き止められている。このように、遺伝子が笑いと健康の橋渡しを担っていることが、徐々に解明されてきた。

 こうした研究成果を踏まえ、笑いを医療や介護の現場に取り入れる試みが、大阪府を中心に、全国的な広がりを見せている。

 井上さんはまた、「笑い」がもたらす心の変化についても言及した。

 末期がんの患者や不登校の少年が、近親者や医師の笑いによって、あるいは吉本喜劇に通ううち、心の中の緊張がほぐれ、治療に効果が出たり、不登校が改善された事例を紹介し、

 「笑う前と笑った後の心の変化は科学的にとらえにくく説明しにくいが、これも笑いがもたらす不思議な効果ではないか」と説明。

 さらに、大阪の商売人の間では事業に行き詰まり、しんどい時こそ、「寄席に通って笑えと、よく言われてきた。笑っている瞬間は何も考えず、自分を取り巻くしがらみから抜け出せる。笑いには心を解放する働きもあるのではないか」とも。

 笑いによって、気分を一新し、困難に立ち向かう新たな力を得ているというわけだ。

 「笑いは人と人の距離を近づけ、より一層親密感が深まる。特に家族の間で、一日に起きた出来事を共に話し合って、笑いを共有し合うと、家族の絆(きずな)はますます強くなる。笑いは人数が多いほど、楽しいものになります」と、

 自宅での年末のもちつき風景を引き合いに紹介し、

 「人間は攻撃的だと言われるが、笑う存在でもあります。笑いの視点で人と人との在り方を見詰め直すと、人間関係を違った視点で考えることができるのではないでしょうか」とのメッセージを客席に送った。
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by sakura4987 | 2007-01-28 09:07


 (ゲイジャパンニュース 07/1/26))

http://gayjapannews.com/news2007/news6.htm

 (英国)BBCは23日、イングランドおよびウェールズのカトリック教会長コーマック・マーフィー=オコナー枢機卿が、英国政府に対し、今年4月に施行される予定の性的指向に基づく差別禁止法の影響で、カトリック教会系の養子縁組斡旋団体が閉鎖に追い込まれる可能性があると訴え、文書を送っていたことを伝えた。

 4月にイングランド、ウェールズ、スコットランドで施行される予定の「差別禁止法(The Equality Act 2006)」は、動産、施設利用、サービスの提供に関して、種、性別、障害の有無、宗教や信仰、年齢、性的指向によっての差別を違法とする法律。

 この新しい差別禁止法はすでに施行されている性差や人種による差別を違法化したものと同じ効力を持つが、物資の支給や施設利用、サービスの享受などにおいて、性的指向による差別の禁止が明文化されたのは初めてのことである。

 同法が施行されれば、養子縁組斡旋業においても、性的指向を基にした差別が違法とされることになる。

 この法律について、オコナー枢機卿は政府に対し、カトリック系養子縁組斡旋団体は、子どもを同性カップルと一緒に生活させることは信仰に反するためにできない、と書簡を送った。

 オコナー枢機卿はまた、自らの良心に反する行為を強要されることは信教の自由を侵害するもので、差別であるとも書いている。

 首相官邸筋によると、トニー・ブレア首相はカトリック系養子縁組斡旋団体への特別な対応についてはまだ決定をしていないという。

 ブレア首相の報道官は、「これは単純に割り切れる問題ではない。オコナー枢機卿の書簡は細心の注意を要する問題が存在することを示すもの。養親を必要とする子どもたちの利益を守りつつ、この問題の解決の糸口を探らなければならない」 と話している。

 オコナー枢機卿は、カトリック信仰は家族生活の基礎をなすものであり、同性愛者が養親になることを否定すると主張。

 また、新法の施行により、枢機卿の関わる7つのカトリック系養子縁組斡旋団体が閉鎖を余儀なくされることは、回避可能な「悲劇」であると話す。

 オコナー枢機卿は、政府への書簡の中で次のように述べている。

 「(新法に関して)政府は、もしカトリック教会が養子縁組事業において従来どおり地方自治体と協働したければ、カトリック教徒は自分たちの信仰や良心に逆らって働かなければいけないと主張している。これは、不適切、不必要、不公平な、カトリック教会に対する差別である。」

 カトリック教会系の養子縁組斡旋団体は、英国内で年間200件、全縁組の約4%を扱う。取り扱い件数は多くないが、カトリック系斡旋団体は、養親を見つけることが難しいケースの約3分の1を取り扱っている。

 閣僚の一人ルース・ケリー労働党議員は敬虔なカトリック。英国インディペンデント紙日曜版(1月21日付)は、ケリー議員が、カトリック系養子縁組斡旋団体が同性カップルに対して門戸を閉ざすことに協力する意をしめし、奮闘していると伝えた。

 インディペンデント紙は、ケリー議員がブレア首相(配偶者がカトリックであり、子どもたちもカトリック系の学校に通った)の支持を受けているものの、大半の政府高官からの反対にあっていると報じている。

 ケリー議員の事務所は、差別禁止法に関するいかなる決定もまだ行われていないと話している。ケリー議員は、自身の信仰について、同性愛者に対するものを含むあらゆる差別撤廃に取り組むことを妨げるものではないと語っている。

 多くの閣僚はインディペンデント紙の報道をふまえ、カトリック教会系の組織を新法の適用対象外とすることに反対を表明している。

 与党労働党総書記長のファルコン卿はBBCのラジオ番組のインタビューに、養子縁組斡旋団体は、子どもの利益を第一に考えて決断を下すべきであるとし、「私たちがひとつの社会として、同性愛者に対する差別を許さないという意見を持つのであれば、宗教や人種を理由としてそれに賛成しないと言っている人びとを例外的に許すわけにはいかない」と加えた。

 労働党のアンジェラ・イーグル議員はBBCのインタビューに答え、オコナー枢機卿の意見書は、政府に対する「脅迫」に近いと発言。

 自由民主党エバン・ハリス議員は、公共の福祉に携わる宗教的組織が段階的に「非宗教的政府」組織に変わってゆくべきと示唆し、「社会的弱者に対する福祉は、「法律に従うくらいなら活動を中止する」と脅迫するような組織に頼るリスクを負うことはできない」と述べた。

 上院では、新法を否決する動きが見られたものの失敗終わっている。

 新差別禁止法は、昨年10月に施行される予定だったが、諮問委員会に3000を超える問い合わせが寄せられたために施行が一時延期されていた。
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by sakura4987 | 2007-01-28 09:06


「握手より高尚で衛生的」

 このほど東京に届いた北朝鮮の労働党機関紙・労働新聞(一月十四日付)は「お辞儀は握手より高尚で衛生的だ」として、お辞儀を奨励する記事を掲載している。

 記事は「民族の優秀性を尊重し、民族的なものを積極的に生かしていく上で、わが民族の固有かつ立派な礼法を継承し、発展させることは重要な問題だ」と指摘。

 「握手ではなく、頭を下げてお辞儀するという、高尚かつ文明的で衛生的にも良いあいさつ法を持っているとの民族的誇りを抱くべきだ」と主張している。
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by sakura4987 | 2007-01-28 09:06


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20070125/20070125_014.shtml

 韓国の盧武鉉大統領は25日午前、ソウルの青瓦台(大統領官邸)で新年記者会見を行い、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議で拉致問題を取り上げることについて「協議に拉致問題が出てきたり、核問題と同レベルで提起されるのを協議参加国は皆、望んでいない。核問題を優先するのが韓国の立場だ」と述べ、拉致問題の提起を続けている日本政府の立場を批判した。

 盧大統領はまた、今年末の大統領選挙に向けて「反盧武鉉」の主流派が新党結成の動きを強めていることについて「新党結成派が党から出て行ってくれと言うなら出て行く」と述べた。これまでも自ら離党する可能性に言及していたが、正式に表明したのは初めて。

 さらに「(残り約1年となった)任期が終わったら(故郷の)慶尚南道に帰り、模範的、積極的な市民になる」と語り、政界から引退、市民運動などに携わっていく考えを示した。
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by sakura4987 | 2007-01-28 09:05


http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070125STXKE057725012007.html

 中国黒竜江省チチハル市で2003年8月、旧日本軍が遺棄したドラム缶から液体の毒ガスが漏れ、中毒になった中国人被害者と遺族計48人が25日、日本政府に計約14億3000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状によると、ドラム缶はマンションの建設工事現場から5つ掘り出され、発掘や搬送、解体にかかわった作業員や現場の土が運び込まれた市内の中学校で遊んでいた子ども計44人に皮膚のただれ、視力の低下、呼吸器障害などの被害があった。うち作業員の男性1人が死亡した。

 日本は03年、補償ではなく「遺棄化学兵器処理事業にかかる費用」として、中国に3億円を支払い、中国は被害者に大部分を分配した。

 被害者は後遺症への恒久的医療支援などを求めたが、日本政府が応じなかったため提訴した。死亡した男性については遺族5人が原告となった。
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by sakura4987 | 2007-01-28 09:05


●第166回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説について安倍内閣総理大臣が、、本日1月26日、施政方針演説を行いました。

 その中で、

 「女性の活躍は国の新たな活力の源です。意欲と能力のある女性が、あらゆる分野でチャレンジし、希望に満ちて活躍できるよう、働き方の見直しやテレワーク人口の倍増などを通じて、仕事と家庭生活の調和を積極的に推進します。

 子育てしながら早期の再就職を希望する方に対し、マザーズハローワークでの就職支援を充実します。配偶者からの暴力や母子家庭など、困難な状況に置かれている女性に対し、行き届いたケアや自立支援を進めます。」

 等と述べました。

 全文は、以下のURLをご覧下さい。

 URL: http://www.kantei.go.jp/jp/abespeech/2007/01/26sisei.html
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by sakura4987 | 2007-01-28 09:04


http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?NEws_id=532007012601400

 慶尚北道鬱陵郡は、今年3月に予定していた独島上陸許可人数の引き上げを、来月22日に早めることを決めた。これは2005年に島根県が条例で2月22日を「竹島(独島)の日」と定め、今年もこの日に記念行事を行う予定にしていることに対応するもの。

 来月22日からはこれまで1回200人、1日400人までに制限されていた上陸者数が、1回470人、1日4回1880人まで増やされる。

 ただ、鬱陵郡と独島を行き来する2隻の旅客船は天候上、2月末まで不定期で運航されるため、その間の独島訪問は難しいと見られている。
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by sakura4987 | 2007-01-28 09:03


http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=84073&servcode=200§code=200

明仁天皇夫婦が26日、東京地下鉄駅で日本人男性を助けようとして死亡した義人・故李秀賢(イ・スヒョン)さんの追悼映画試写会に出席した。

「あなたを忘れない」という題名のこの映画は、01年1月26日、JR新大久保駅で線路に落ちた日本人男性を助けようとして死亡した故人の話を扱った韓日合作映画で、6周忌追悼会に合わせてこの日午後、東京の日本消防開館で公開された。

天皇夫婦が民間映画の試写会に出席したのは初めてで、明仁天皇は李さんが死亡した翌年、故人の両親を招待して慰労し、その後、試写会出席の要請を受けて快諾したといわれる。

この日の行事は、追慕映画で故人の役を演じたイ・テソンさんと父役のチョン・ドンファンさん、母役のイ・キョンジンさんら俳優の舞台あいさつと天皇夫婦の入場、,試写会、追悼会の順序で進行された。

行事には安倍晋三日本首相の夫人・昭恵氏のほか、森喜朗元首相、福田康夫元官房長官、日本プロ野球ヒット王の張勲章(チャン・フン、日本名・張本勲)さんなど多数の著名人が出席した。

 客席は招請を受けた600人余でぎっしり埋まり、上映が始まると、終始場内は粛然としていた。

東京の外交関係者らは、天皇が韓国関連の民間行事に出席したことには、皇室が韓日関係の改善を希望しているという意志を表す意図があると分析し、天皇の動向が靖国神社を参拝する日本政府要人や右派にとっても無視できない圧力として作用するだろうと分析した。

明仁天皇は2005年6月のサイパン島訪問当時、韓国平和記念塔を初めて参拝したほか、日本軍国主義の韓半島支配についても数回にわたり謝罪してきた。

 昨年の記者会見では「戦争に反対し、平和を維持していくことが世界の中での皇室の役割」と強調するなど、「平和主義者」というのが一般の評価だ。この日の行事出席はその延長線にあると、外交関係者らは指摘した。

これに先立ち、徳仁皇太子は22日、東京で開かれた「韓中日友情の架け橋コンサート2007」で舞台に立ち、「貴重な経験ができてうれしく思う。日韓中の友好に少しでも寄与できれば幸い」と述べて注目を集めた。
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by sakura4987 | 2007-01-28 09:03


http://www.j-cast.com/2007/01/26005163.html

 ≪前略≫

 阿部議員は24日、「たくさんのご意見をちょうだいして」と題されたエントリーを更新。

「私自身の表現の足らぬ部分、また事実認識の あいまいさに起因する部分もあったと思います」

「頂戴しましたご意見の中に、自衛隊が必死にがんばっていたことへの感謝が述べられたものも多々ありました。その通りだと思います」

と述べ、釈明に追われる形になった。
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by sakura4987 | 2007-01-28 09:03


筑波大学名誉教授・村上和雄


 ■世界変える力は自分自身の中にある

 ≪世界全体が「人類家族」≫

 2006年11月に広島国際平和会議が開催され、ノーベル平和賞受賞者が来日した。それは次の3人である。

 亡命生活の中、愛と非暴力でチベット問題を解決しようとするダライ・ラマ14世。南アフリカの不条理な人種差別政策を廃止させ、人々の和解につとめるデズモンド・ツツ大主教。北アイルランド独立闘争で犠牲になった子供たちのために立ち上がったベティ・ウイリアムズ氏である。

 会議初日、ダライ・ラマ14世は次のように発言した。

 「人間は社会生活を営む生物である以上、個人の幸せは社会に依存している。経済や人口増加、環境問題など、あらゆる事象がグローバル化した時代だからこそ、世界全体を『人類家族』ととらえる考え方が重要だ。その意味で、人類一人一人が『普遍的責任』を負っているのである。

 すべての人間は他者を思いやる心を持つ。すべての人間は母親から生まれる。そして、母親から無私の愛情を注がれて育つ。他者への思いやりの心は、母親によってはぐくまれるのだ」

 次に登場したウイリアムズ氏は、冒頭にこう言った。「ノーベル平和賞受賞者としてこの場にいるというより、一人の母親として発言したい。生まれてきたすべての人間は皆、兄弟姉妹だと考えている。子供たちは、みんなの子供だ。年間、1400万人の子供が世界中で殺されている。今こそ耐えがたい痛みと死の状況を一変させなければならない。献身、努力、勇気を持って、世界中で毎日続いている恐怖を変えていくべきだ」

 ≪許すことで人は変わる≫

 翌日講演したツツ大主教の話の核心は、罪を犯したものを許すということだった。

 「南アフリカの人種隔離政策が終わりを告げたとき、多くの人々は残虐な報復行為が起こるのではないかと考えた。しかし、それは起こらなかった。むしろ、和解のための委員会が開かれた。

 それは、長い間虐げられてきた黒人が寛大な精神を持って許そうとしたからだ。大切なのは、現実を直視することだ。感情的には非常な困難がともなうが、南アフリカではまさにそれが行われている。

 人は変われる。善良な人間になることができる。昨日の敵でも、明日は友になれる。これが南アフリカで起こっている。ならば、世界中のどこでも可能なはずだ」

 3人の発言は、民族、宗教、国家の次元を超え、図らずも「人類は一つの家族である」ということで一致していた。

 それぞれが、想像を絶する苦難を乗り越えながら、弱者に対して温かい手をさしのべ、不正義に対し敢然といまなお闘っている。そのような3人の姿に接し、私たちは大いなる勇気をいただいた。


 ≪原因は自分自身にある≫

 私はこの会議の総合司会をつとめた。その中で次のように発言した。

 医学・生物学上で20世紀最大の発見は、DNAの構造の発見と、遺伝の仕組みがわかったことである。その結果、カビも昆虫も、植物も動物も人間も、生きとし生けるものすべては、同じ遺伝子暗号を使っていることがわかった。

 このことは、相争っている人間も、自然環境の変化にさらされているすべての生物も、最初に生まれた命につながっている兄弟姉妹であることを意味している。

 だからこそ、人と人が愛し合い、助け合い、そして、人間以外のすべての生物を思いやる心が大切であることを、生命科学の現場にいる者として感じている。

 人類の最初の被爆地である広島に、黒人、白人、アジア人の3人のノーベル平和賞受賞者が集まり、多くの市民と交流して、21世紀の初頭に平和へのメッセージを世界に向けて発信したことは大変有意義なことであった。

 このメッセージの精神をいかに具体的にするかについては、われわれ一人一人の行動にかかっている。

 世界の困難な問題解決に日本人が努力することにより、日本を世界から尊敬される国にしたいものである。


 この会議の最後に採択された広島国際平和会議の共同宣言文には次のような一節があった。

 「私たち人類は一つの家族です。私たちは、他者が味わっている苦しみ、痛みに無関心であることをやめて、子供、弱者、高齢者の問題を、世界全体で考えなければならないのです。

 問題が起こっているその原因は、私たち自分自身にあります。そして、その解決もまた私たち自分自身から始まるのです。世界を変えるのに必要な力は、あなたの中にあるのです」
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by sakura4987 | 2007-01-28 09:02

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


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